旧古川庭園


この庭園(面積3万7百80u)は、英国風古典様式の本館を中心として
その前庭の欧風花壇及び池泉回遊式日本庭園よりなっています。

もとは明治の外交官、政治家、陸奥宗光の邸宅。当時は桜の名所、飛鳥山もほど近い
武蔵野台地の自然豊かな傾斜地だった。次男の潤吉が古川市兵衛の養子になったことから
古川家の所有となった。市兵衛は足尾銅山の経営で財をなした明治の実業家、大富豪である。

往時の建物は現存しないが、大正六年(1917)三代目当主、市兵衛の長男虎之助によって
現在の洋館と西洋庭園が造られた。かっては遠く富士山を望めたという。

昭和30年4月東京都の管理するところとなりました。

写真集

▲  古川邸正門▲ 邸内の道
 ▲ 古川邸裏側
▲庭園内のバラ園
▲雪見型灯籠▲庭園内の別棟
▲ 津軽三味線に聞き入る方々
▲芝生に座り演奏を聴く▲古川邸正面

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