小石川後楽園


水戸黄門ゆかりの大名庭園
国指定特別史跡及び特別名勝



我が家から小高い山(樹林地)が数キロにわたり半月状になって見えるのだが
桜の季節になると、雑木の中に桜の木が花を咲かせ新緑が始まったばかりの山林に
白く、あるいは薄いピンク色が目立ち、山々にあんなに桜の木があったのかと
毎年だが桜の木の多さを感じる。梅ノ木の何倍あるのだろう?やっぱりわが国は桜ですね。

今年の桜は、開花宣言から満開までが4日しかなく急にいっぺんに咲いたとか。
そんな春爛漫の一日、4月3日大名庭園の「小石川後楽園」へ行ってきました。

大江戸・東京に残る深山幽谷(庭園のパンフレットより、以下同じ)

江戸時代初期、寛永6年(1629年)に水戸徳川家の祖である「頼房」が、その中屋敷(のちに上屋敷となる)として造った もので二代藩主の「光圀」の代に完成した庭園です。庭園の様式は池を中心にした回遊式築山泉水庭になっていています。
光圀は、造成に当たり明の遺臣「朱舜水」の意見を用い、円月橋、西湖堤など中国の風物を取り入れ、園名も舜水の命名に よるなど中国趣味豊かな庭園です。
後楽園の名は、中国の范仲淹(はんちゅうえん)「岳陽楼記(がくようろうき)」の 「天下の憂いに先立って憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から名づけられました。
小石川後楽園は文化財保護法によって 国の特別史跡・特別名勝に指定されています。この二重指定を受けているのは、全国でも小石川後楽園、浜離宮恩賜公園、金閣寺 など、ごく限られています。

園内地図
園内地図
(以上、庭園バンフレットより)

庭園その1
(後楽園ドームとホテルをバックに)

小石川後楽園入り口
集会施設「涵徳亭(かんとくてい)」
園入り口 涵徳亭
枝垂れ桜は散っていましたがこの景色です
大泉水池と満開の桜
園内その1 園内その2
一つ松(琵琶湖唐崎の一つ松にちなんでいる 円月橋(朱舜水の設計と指導により造った)
一つ松 円月橋
梅林 藤田東湖の記念碑
梅林 記念碑
神田上水跡 田端
神田上水跡 田端
九八屋 桜とモミジ
九八屋 桜とモミジ
宝来島付近 内庭
宝来島 内庭
藤田東湖先生遺跡 富士見堂(昔は見えたか?)
遺跡 富士見堂
寝覚の滝 木曽川
寝覚の滝 木曽川
木曽山(棕櫚山) 白雲台跡
木曽山 白雲台
蓬莱島(弁財天を祀った祠がある) 白糸の滝
蓬莱島 白糸の滝
園内で最古の建物「得仁堂」 小蘆山からの景色
得仁堂 園内その3
音羽の滝 渡月橋から涵徳亭方向を
音羽の滝 西湖の堤3
団体客の方が「東京にこんなところがあるなんて、金沢の兼六園へ来たみたいだ?」と話していましたが
隣接地に東京ドーム、後楽園遊園地などがあり地方から来られた方は街のど真ん中に
自然豊かな庭園があるのは、ビックリですかね。

私もたくさん写真を撮り、まだまだ写真を掲載したいのですがとりあえずこの位で失礼です。



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