旧芝離宮恩賜庭園


台風20号が騒がしく過ぎ去った朝(平成19年10月28日)、
久しぶりに我が家から富士山が白く雪を積もらせ、雄姿を大きく見せました。
絶好の秋日和、一年も休んでいた都内の庭園めぐりをしてこようと
一番近いと思われる「旧芝離宮恩賜庭園」へ出かけてきました。

今に残る最も古い大名庭園のひとつ。典型的な「回遊式泉水庭園」で、
池を中心にした地割となっている。この地はかって 海面で明暦(1655〜1658)
のころ埋め立てられ、延宝6年(1678)に四代将軍家綱の老中・大久保忠朝の邸地となり、
忠朝は上屋敷を建てる際、藩地の小田原から庭師を呼び作庭し「楽壽園」とめいめいした。
その後数氏の代替わり を経て、幕末には紀州徳川家の芝御屋敷となりました。

明治4年(1871)有栖川宮家の所有になりましたが
明治8年(1875)宮内省が買い上げ、翌年「芝離宮」となりました。
関東大震災によって、焼失する被害を受け 翌大正13年(1924)
昭和天皇御成婚記念として東京市(都)へ下賜され、
庭園の復旧と整備をし同年4月に一般公開されました。

昭和54年(1979)6月国の名勝に指定される。

写真集
▲  入り口看板▲ 見所案内板
 ▲ 園入り口正門▲ 入園受付
▲ 泉水池(1)▲ 泉水池(2)
▲ 泉水池(3)▲ 泉水池(4)
▲ 泉水池(5)▲ 海水取り入口跡
▲ 庭園景色(1)▲ 庭園景色(2)
▲ 庭園景色(3)▲ 庭園景色(4)
▲ 庭園景色(5)▲ 庭園景色(6)
▲ 庭園景色(7)▲ 庭園景色(8)
▲ 庭園内から東京タワーを(1)▲ 庭園内から東京タワーを(2)

屋鳥類も、「サギ」「カルガモ」類は一年中います。渡り鳥は「キンクロハジロ」「オナガカモ」「ホシハジロ」など。


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